NPO法人関西友愛会 第11回通常総会
関生支部を支える
事業活動の危機に
5月29日、協同会館アソシエで特定非営利活動法人関西友愛会(KU会)の第11回通常総会が開催された。
KU会は、任意団体として2005年に発足。公益性を高めるために2007年に特定非営利活動法人に再編して今日に至る。
これまで、関生支部の多様な取り組みに対する支援・協力、生コン関連団体への支援、沖縄意見広告運動や社会的連帯経済を広げるための取り組みなど、常に弱者の立場に立って多岐にわたる活動を行ってきた。組織する会員も生コン関連業者・経営者・管理職のみならず他業種にまで広がり、物心両面で関生支部を支える存在に成長した。
しかし、昨年来の大阪広域生コンクリート協同組合による憲法や法律を無視した関生支部攻撃のなかで困難な運営を強いられている。
危機突破を確認し
正常化に向け奮闘
総会では、こうした危機的状況を踏まえ、組織の維持・発展に全力を尽くすことを確認。加えて、資本・権力が一体となった労働組合つぶしと闘う関生支部を支援し、生コン関連業界の正常化に向けての取り組みを強化するとの方針を確立した。
総会後、来賓として参加した武洋一書記長が「状況は厳しいが、困難のなかで結成された関生支部の精神を発揮して必ず権力弾圧を粉砕し、業界正常化を実現する」と力強く決意を表明。参加した会員も大きな拍手で応えた。
【 くさり7月号より 】